編み物ブーム
編み物ブームが続いている。
2024年夏ごろから兆しが見えはじめ、12月から本格化している様子。
最近、こんな記事を何度か新聞で目にしました。
物価高が続く中、外に出ると何かとお金が掛かるので
昔、編み物を楽しんだ50代以上の方が家で手軽に出来る趣味を再開したのかしら?!
そう思って記事を読み進めてビックリ。
ブームのけん引役は、Z世代とのこと。
『タイパ(タイムパフォーマンス)』や『コスパ(コストパフォーマンス)』を重視する世代が
編み物なんてするの?と驚いたのですが、
映画などを視聴したまま”ながら作業”が出来て
低コストで始められる手軽さが人気の秘訣らしいのです。
火付け役は、韓国発アイドルグループのメンバー。
SNSで自らが編んだ作品を発信し、
それを見たZ世代を中心にブームが広がったみたいです。
ブームの広がりに合わせて、
・編み物市場でも毛糸や手芸用品の販売量が急増していて前年比5~8割増の状況。
・100円ショップなどの毛糸も売れているけど
一般手芸店の毛糸や発色の良い韓国からの輸入毛糸も人気。
・円安や原材料の高騰で毛糸の値段は5年間で4割値上がりしたらしいけど
編み物ブームで需要は底堅く推移。
これって、すごくないですか!!
あらためて、【SNS】や【Z世代】の経済を動かす消費行動・力に驚きました。
(いまさら!って言わないでくださいね)
そんな記事を読みながら、編み物ブームはあらたな繋がりになるかも
という思いにもなりました。
私が子供の頃、母や祖母は夜になると編み物やレース編みをしていました。
私達の成長と共に忙しくなり、娯楽も増えて、
いつの間にか、家で編み物をする姿を見なくなりました。
でも、きっといまでも、かぎ針や棒針を渡したら編めるはず。
高齢者の何かに取り組む”気持ち” ”心” ”脳”への『刺激』や
お友達や若い人との新たな『繋がり』に編み物がなるのでは?!
そんな思いになったんです。
【Z世代】だけでなく
【シニア】【団塊】世代も、編み物ブームいいかもしれません。
【Z世代】はシュシュや自分の服などを編んで楽しんでいるそうですが
若かりし頃、【バブル】世代の私が編んだのは、彼にプレゼントするセーター。
彼は《ガーター編み》が、
ガタガタの編み目になったセーターを喜んで着てくれていましたが
随分あとで、彼のお母さまの職業が編み物の先生だったと知った時は驚きました。
お母さまも《ガタガタ編み》に驚かれただろうな~
そんなことを思い出しながら、
私も母と一緒にシュシュを編んで、SNSにアップしてみようかな!
Meg-me