なにか新しいこと 始めましたか? – Her-Me

COLUMN

なにか新しいこと 始めましたか?

私は子供の頃から本を読むことが大好きで
図書館や本屋にお弁当を持って行きたいと思うくらいの人でした。

こどもが産まれてからは
本を読んであげて喜ぶ顔を見るのも、また幸せの時間でした。

そんな私が少し前にテレビで、
目の見えないお母さんがお子さんに点字付きの本を読んであげていて
お子さんはとても喜んでいたのですが、
点字付きの本や朗読CDがあまり無いのが寂しいと
コメントされているのを観る機会がありました。

そこから目の見えない方が本を読む方法をいろいろ調べてみると
点訳と朗読録音という方法があることを知りました。
そして、更に調べていくうちに、朗読録音のボランティアがあるのを発見。

すぐに申し込み、今年の春から、朗読録音のボランティアをはじめました。

私としては、子供に読み聞かせをするのも好きだったので、
スタートしてすぐにでも録音できるくらいの前のめりさでしたが、
そんな簡単なものではありませんでした。

まず、きちんとした発声が出来ていない。呼吸が出来ていない。
腹式呼吸が難しいんです。
自分では声も大きいと思っていたのに、
お腹からきちんと呼吸が出来ていないので、
まったく声が通っていない。。。声が小さい。。。らしいんです。

ここで発表しますが、わたし、高校時代 応援団に入っていたんです。
腹の底から フレーふれ~ フレーふれ~ って叫んでたのに。。。
なのに、声出てないらしいんです。


今年の春からボランティアはじめました、と書きましたが、訂正します。
ボランティアコースに入学しました。
これから1年間みっちり呼吸・発声・アクセント・イントネーションの勉強をして、
大きな声ではっきりと人に伝えられるようになって、
それから朗読録音のボランティアになります。

来年の春、朗読ボランティアとして、
言葉を音で耳と心に伝えられるよう
子供たちや目の不自由な方に喜んで頂けるよう、頑張っていきます。

春はいろいろ始めるのによい季節です。
あなたも何か新しい事始められませんか。

Meg-me